カーテンや壁紙などのメーカーである「サンゲツ」へ
2017トレンドカラーのセミナーに行って来ました。
そもそもトレンドカラーというのは、
シーズン2年前のインターカラー(国際流行色委員会)をもとに
JAFCA(日本流行色協会)というところが決めています。
なので、流行りの色というのは人が仕掛けているものなのです。
今年はTheaterシアター(地球を舞台にした劇)というコンセプトで、
画像の並びどおり
Act1(人類の黎明期)
・深い闇を想わせる濃いブルー、パープル系などで、これまで見たことのない「未来」の幕開けを感じさせる静かで、不思議さと怖さを秘めた物語を描くための色。
Act2(人類が自然とともにあった幸福)
・広い草原と青い空、風に戯れる草花のような、広々とした自然風景を想わせる色で、誰もが気持ち良いと思えるような色。
Act3(21世紀の新しい文化を表現)
・人のエネルギー、土着の文化を想像させる、ブラウン系と赤などで、一風変わった光沢を持つ鉱物に見られる黒色などで構成される。
インテリア業界はこれを受けて動いていく訳ですが、
さっそく、トレンドカラーのカーテンや壁紙、
施工例などが紹介展示されました。
(サンゲツ 椅子生地カタログより)
毎年のトレンドカラーはとても面白くて時々セミナーに参加しますが、
住宅を手掛けている私たちは
トレンドを追いかけていくというよりは、お客様の好みに合えば取り入れる、
またはカーテンやクッション、壁の一面などで少しトレンド感を出す・・
というところでしょうか。
紹介したのはインテリアのカラーで、
ファッションはまた別のカラーテーマがありますので
興味がある方はHPをのぞいてみてください。
http://www.jafca.org/colortrend/