昨年も紹介した「お菓子の会」ですが、
2019バージョンをまとめました。
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お茶屋さんが主催している「お取り寄せお菓子の会」に参加しました。
日本各地の定番、話題、注目のお菓子を取り寄せてお抹茶とともに楽しむワークショップです。
どれもおいしくていろんな方に食べていただきたいと思うし、ちょっとした手土産にもいいので自分の備忘録としてまとめました。
2月
「くろ玉」の餡は、青えんどう豆を煮て練った「うぐいす餡」。
餡を包むまわりの黒い羊羹(ようかん)は黒糖羊羹。
こくのある黒糖羊羹で包んだ、風味豊かなお菓子です。
「加賀宝生」は薄く塩味を加えたらくがんの間に羊羹を挟んだもので、全国六銘菓に認定されています。
4月
「肉桂餅(にっきもち)」は、なめらかな口当たりの北海道小豆のこし餡を、
シナモンを練りこんだ求肥で包んだお菓子です。
ふわっと広がるシナモンの香りは何とも言えない風味です。
総業200余年というお店もすてきだったので画像に加えました。
「藤団子」は、この2019年の中である意味一番印象に残ったお菓子です。
特別においしいという訳ではないのですがこの見た目の可愛さですかね。
半生のお干菓子です。
6月
「わらびもち」はふわふわともちもちが絶妙な食感で、いくつでも食べられそうです。
こちらお店は、地元以外から来るお客さんも多い超有名人気店だそうです。
「亀屋伊織の干菓子」は、口どけのよさに驚きます。
お茶会用のお干菓子を専門にし、お茶会の趣旨にあわせてお干菓子を用意する、
伝統の手法を守り、今も家族だけで作り続けられていると言うお店。
残念ながら、どちらのお菓子も取り寄せ不可です。
主菓子 わらびもち 本家月餅家直正(京都)
干菓子 干菓子 亀屋伊織(京都)
8月
「笹ほたる」は京都の料亭 和久傳 が作るお菓子、季節の羊羹シリーズ夏バーションです。
光に透かせるとほたるの光が舞っているように見えます。
ちなみに今の季節で見てみると「月あかり」という羊羹になっていました。
「愛香菓」は、口に含んだときに、レモンとシナモンの風味がし、さっと溶けていくような不思議な感じのするお菓子です。
10月
「栗きんとん」は栗と砂糖のみでつくられています。
見た目の華やかさはありませんが、絶妙な栗の香りと素材のおいしさが伝わります。
お菓子ひとつに使われる栗は5~6粒だそうです。
「開智」は、国宝指定された「旧開智学校」の校舎にそびえる八角の風見の高楼をモチーフにしてつくられた浮焼きせんべいです。
ふやき菓子は、その出来が軽ければ軽いほど上等とされるそうで、「開智」は12枚でたった65グラム。
11月
「木枯」の芯は白小豆。
白小豆は岡山県(備中)で栽培されていて珍しいことで有名です。
普通の小豆と比べると栽培が難しいので収穫量が少なく、多くのお菓子屋さんは白小豆の代わりに白いんげんを使われているのが現状だそうです。
(こちらは取り寄せ不可です)
「紙ふうせん」は、加賀最中種に、小さくカットした寒天ゼリーを詰め込んだお菓子です。
抹茶、日本茶はもちろんコーヒーや紅茶にも合いそうです。
主菓子 生菓子「木枯」吉はし(金沢)
干菓子 紙ふうせん 高木屋(金沢)
個人的には日持ちなども考えて、2月の「くろ玉」を取り寄せて
年始に実家や親せきに持って行く予定です。
「くろ玉」だけではなく「キャラ玉」というのも気になっています。
※お取り寄せお菓子の会2018はこちら