2019年に建築物省エネ法の一部が改正され、
建築士は建築主に対して「省エネ基準への適合性等」について説明することが義務付けられました。(300㎡未満の住宅)
いよいよ今年4月からのスタートです。
パンフレットはこちらから
「省エネ基準」に適合する家についての説明を建築士が行い、適合する家を建てるかどうか建築主に決めていただく、ということです。
「省エネ基準」とは、家そのものがどれくらい省エネかについての基準です。
屋根や外壁、サッシなどの断熱性能と、給湯器やエアコン、照明などの設備を基に計算され、数値で測ることができます。
どちらを選ぶかと言われたら、もちろん適合する方がいいに決まってますよね。
光熱費などのランニングコストも安く済みますし。
ただ、適合するには、適合するための製品や施工が必要だということです。
当然初期費用が高くなります。
そのメリット、デメリットを踏まえ検討していただくことになります。
近い将来、全ての新築住宅が「省エネ基準」に適合するようになると思います。今回の措置は、その準備段階でしょう。
まずは、省エネルギー住宅についての知識を、施工側と建築主側で共有していく。そのことが大きな一歩となるのでしょう。